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CO₂フリー電気料金メニュー
「再エネECOプラン」設備を
導入せず、CO₂排出量実質ゼロを
達成することができました。
学校法人京都女子学園さま
(京都府京都市)

脱炭素に向け、大きく前進
1949(昭和24)年の開学以来、70年以上にわたり、女性人材の育成に力を注ぎ、社会で活躍する多くの女性を輩出してきた京都女子学園 さま。次代を担う人材を養成する教育機関の社会的責任として、SDGsの達成に向けた取り組みを重要課題の一つに掲げておられます。今回、脱炭素に貢献するため、「再エネECOプラン」を導入された経緯について、財務部施設課施設課長の酒井 貴雄さま、施設係長の岡田 恭さまに伺いました。
学校法人京都女子学園 京都女子大学さま
「再エネECOプラン」導入の決め手
- 設備導入なしでCO₂削減に取り組めた点
- 手間なくすぐに導入できた点
- CO₂排出量を実質的にゼロにできた点
CO₂排出量の削減に向けた本学の取り組み
地球温暖化をはじめ環境問題の解決に尽力することは、次世代を担う人を教育する本学にとっても、極めて重要な社会的責任だと認識しています。
本学は、グランドビジョン(2020-2029)において、重点的に取り組むべき課題の一つとして「SDGsへの貢献」を掲げています。気候変動対策としてCO₂排出量削減に取り組むことも、その一つです。そのため、「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」※にも参画し、学外の大学などとも協力しながら、CO₂排出量削減に努めています。
※文部科学省、経済産業省および環境省による先導のもと、カーボンニュートラルに向けた積極的な取り組みを行っている、または取り組みの強化を検討する、大学等による情報共有や発信等の場

施設課長 酒井 貴雄さま(右)
施設係長 岡田 恭さま(左)
これ以上どうやってCO₂排出量を減らせば良いか分かりませんでした
脱炭素に向けて、これまで省エネに取り組んできました。例えば、使っていない場所の消灯、空調の停止、温度管理などに加え、キャンパス内の校舎の照明をLED照明に換えるなど、省エネ性能の高い機器への更新を進めてきました。しかし、例えば夏場のエアコンの温度調整や停止など、学生や教職員の健康にかかわることは実施することができず、これ以上の省エネが難しいと感じていました。
また、CO₂排出量削減の手段として、例えば太陽光発電もありますが、大がかりな設置工事を必要とします。本学のキャンパスは多くの神社仏閣が近接し、京都府景観条例で規制されたエリアに位置しているため、そもそも太陽光発電設備の敷設が難しいという現状がありました。
このような状況の中で、いかにCO₂排出量削減に取り組んでいくか、次の一手を探していた時に相談に乗ってくださったのが、関西電力さんでした。
設備導入なしでCO₂削減に取り組めたことが決め手

「再エネECOプラン」の導入を決めた理由は、3つあります。
1つ目が、設備などを新たに設置せずとも、CO₂削減に取り組めることです。「再エネECOプラン」は、普段使っている電気に、環境価値(太陽光・風力・水力などで発電された電気の、
CO₂排出量がゼロであるという価値)が加わった電気料金メニューです。普段の電気料金メニューを「再エネECOプラン」に切り替える、書類上の手続きだけで、導入することができます。
省エネや太陽光発電が難しかった本学にとって、新たな設備などを導入せずともCO₂排出量を減らせる点が、導入の決め手になりました。
手間なくすぐに導入ができることも魅力
決め手の2つ目は、手間なくすぐに導入できた点です。関西電力さんの手厚いサポートもあり、煩雑な手続きも必要なく、普段の電気契約とほとんど変わらない手間で、簡単に「再エネECOプラン」を導入することができました。
また、「再エネECOプラン」の申込みをしてから、わずか1ヶ月で、利用を開始できました。脱炭素は、社会にとって喫緊の課題です。「再エネECOプラン」は設備導入がなく工事なども必要ないため、すぐに脱炭素に取り組めた点も、評価しています。
CO₂排出量を減らすだけでなく、ゼロにできる点が最大のメリット
決め手の3つ目は、CO₂排出量を実質的にゼロにできる点です。これまでの省エネだけでは、CO₂排出量を減らすことはできても、ゼロにすることはできません。「再エネECOプラン」を導入することが、本学のカーボンニュートラルの実現に向けた大きな一歩になると考えました。
まずは京都女子大学の学生寮や京都女子学園内の京都幼稚園、京都女子大学附属小学校、京都女子中学校、京都女子高等学校から、実質CO₂フリーの電気の使用を開始しています。省エネにより本学全体のCO₂排出量を減らすことと比べて、「再エネECOプラン」は1つの建物のCO₂排出量をゼロにできるため、脱炭素に向けたイメージがしやすいことも、メリットに感じています。
社会に、学内に、SDGsへの取り組みの成果を発信したい
「再エネECOプラン」によって、CO₂排出量を学園全体で削減できることはもちろん、SDGsの達成に向けた本学の姿勢を学内外に示す点においても、大きな成果の一つになったと感じています。今後は本学の取り組みを社会に積極的に発信していくとともに、学内への周知も図るつもりです。本学ではSDGsや環境問題をテーマにしたゼミや授業も多く開講しており、大学の取り組みを伝えることは、学生の意識啓発においても重要だと考えています。
来年度以降も「再エネECOプラン」を継続し、可能であれば導入範囲を広げていきたいと希望しています。2050年に目標が定められている世界的なカーボンニュートラルの実現に貢献するためには、現状に満足することなく、より一層電気使用量の削減やCO₂排出量削減に努力していかなければなりません。関西電力さんには、日頃から有意な情報やサービスを惜しみなく提供していただいていますが、今後も知恵を貸していただきたいと願っています。

営業担当者(関西電力)のコメント

京滋グループ 加藤 昌枝
ご採用いただいた「再エネECOプラン」は、再生可能エネルギー由来の非化石証書の持つ
CO₂排出量ゼロの付加価値(環境価値)を 活用した電気料金メニュー(特約)です。お客さまが使用する電力の全部または一部に適用ができ、温対法や省エネ法・各種環境イニシアティブでCO₂排出量をゼロとして報告できます。
京都女子学園さまは、SDGs達成に向けた取り組みを推進されています。電力消費におけるCO₂削減においては、すでに地道な省エネ対策や省エネ機器への更新等を実施されており、次なる一手としてCO₂フリーの電気料金メニュー「再エネECOプラン」をご提案させていただきました。今後も、お客さまの課題解決のお手伝いができれば嬉しく思います。
サービス概要資料
再エネECOプラン

SDGs・ESG投資・RE100への取り組み状況はいかがですか?2050年 「カーボンニュートラル」 宣言、さらに、「2030年度の削減目標を、2013年度比で46%まで削減」 などを受け、脱炭素化への関心が、ますます高まっています。環境配慮したCO₂フリーの電気料金メニュー 「再エネECOプラン」 です。
資料の一部をご紹介
- 地球温暖化の状況
- 脱炭素社会に向けた日本の動き
- 企業の取り組み
- 再エネECOプランの概要
- 各メニュー概要
- メニュー比較表
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学校法人京都女子学園 さま
- 住所:
- 京都市東山区今熊野北日吉町35
- 電話:
- 075-531-7030(総合案内)
京都女子学園は、京都女子大学大学院、京都女子大学、京都女子高等学校、京都女子中学校、京都女子大学附属小学校、京都幼稚園からなる総合学園である。1899(明治32)年に学園が創立し、1949(昭和24)年に京都女子大学が開学。仏教精神に根差した見学の理念の下、女性の教育に尽力してきた。現在は文学部、発達教育学部、家政学部、現代社会学部、心理共生学部、法学部、データサイエンス学部など、7学部10学科を備えた関西屈指の女子大学に発展している。すべての学部で少人数教育を実施し、きめ細やかに指導するのが特徴。情報教育やキャリア教育、ジェンダー教育なども充実させ、社会で活躍する人材の育成に力を尽くしている。
*掲載の情報は2024年6月のものです。