「事業の発展を通じて社会に貢献する」 という経営理念のもと、当社は地球環境と地域社会に貢献する 「環境経営」 を推進しています。近年はSDGsへの貢献も重視し、全社を挙げてエネルギー使用量の削減に努めています。また当社のみならず、トッパングループ全体では 「トッパングループ環境ビジョン2050」 を掲げ、2050年度に 「温室効果ガス排出実質ゼロ」 「廃棄物ゼロエミッション」 を目指しています。SDGsへの貢献を加速させるため、2030年度中長期環境目標を設定し、取り組みを推進中です。当社もトッパングループの一員として、目標達成に向け力を尽くしています。

当社においてエネルギー使用のほとんどを占めるのが生産工場です。大阪桜井工場は、法定点検日を除いた364日24時間、絶えず稼働しています。そのため、電気の使用量を削減することは大きな課題です。これまでも省エネに取り組んできましたが、特に生産ラインではこれ以上電気の使用量を削減することは難しいと感じていました。
さらに省エネ効果を上げるにはどうすればいいかと頭を悩ませていた時、提案いただいたのが、関西電力さんの 「太陽光発電オンサイトサービス」 でした。これまでは工場での電気の使用量を “減らす” ことを意識していましたが、太陽光発電で電気を “創る” “自家消費する” ことで、限界を感じていた省エネをもう一歩推し進められると考えました。また太陽光発電で発電された電気は 「CO₂排出量ゼロ」 になるため、脱炭素への取り組みに貢献できることも魅力でした。

関西電力さんを選んだ決め手は、「省エネ」 という課題に対し、多様なサービスを組み合わせ、当社に最適なソリューションを提示いただいたことでした。空調や照明にも省エネの余地を見出し、空調制御サービスやLED照明もあわせてご提案いただきました。
空調制御サービス 「おまかSave-Air_®」 は、AIにより空調機を自動制御することで、高負荷状態での運転を回避できます。電気の使用量やデマンドを抑制できるため、空調の省エネ対策として提案いただきました。今ある空調に制御装置を取り付けるだけで導入できるため、空調設備の更新が不要だった点も魅力に感じ、導入することができました。

今回ご採用いただいた 「太陽光発電オンサイトサービス」 は、当社が太陽光発電設備の設置、運用からメンテナンスまで全て行い、お客さまに発電した電気をご利用いただく、PPAモデルのサービスです。
電気の使用量を削減し省エネに貢献できることに加えて、発電した電気はCO₂排出量ゼロとなるため、環境投資・温対法への対応や、企業さまのPRにもご活用いただけます。
これからも想定通りの省エネ効果が実現できるようアフターフォローを行い、定期的な報告や日常の営業活動においてお困りごとをお聞きするなど、お客さまの課題解決に向けて、末永く良好な関係を築いていきたいと考えております。