お客さまの快適性を損なわず、社会の変化に対応できる省エネ対策を進めたい
過去にLED照明やデマンド制御システムを導入して省エネに取り組んできたが、電気料金の高騰と 「脱炭素社会」 への社会的関心から、さらなる省エネが求められていました。特に、電力使用量の多くを占める 「空調設備」 に焦点を当てた省エネ対策を進めたいと考えていたが、お客さまの快適性を損なわないよう注意が必要で、導入へのハードルは非常に高く、具体的な対策に踏み込めない状況でした。そのような状況の時に、関西電力さんより空調制御サービス 「おまかSave-Air®」 の提案をいただきました。
空調の自動制御による効率的な省エネ対策へ
「おまかSave-Air®」 は空調機を自動で制御するため、ホテル従業員に手間をかけることなく、電気料金の削減を実現できる点が魅力的でした。効果が出るかどうか不安もありましたが、エネルギーのプロである関西電力グループのサービスですし、半年間無料でトライアルできると聞き、サービス導入を決意しました。実際の導入にあたり、工事もスムーズに進めて頂き満足しています。
現場に負担をかけることなく半年で大きな省エネ効果を実現
半年間で空調設備の電気使用量を約16%削減することができ※、省エネ効果は非常に満足しています。自動制御なので、現場の負担にならず助かっているとも聞いており、お客さまからも暑すぎる・寒すぎるといったお声もいただいておりません。
また、空調制御でどのくらい省エネできたかを、WEB画面で簡単に確認できるのも、とても便利です。
定期的に自分で確認したり、支配人への共有や、社内での報告にも活用することができ、データをまとめる時間を削減し、業務の効率化にもつながっています。
※削減電力量は、リアルタイムで計測している空調使用電力量をもとに、制御していない場合の電力を予測して算出しています。
省エネ・省コストの着実な取組みで今まで以上のホテル創りを目指す
リッチモンドホテル姫路に半年ほど導入し、想定通りの効果を実感できたので、グループの他のホテルへの導入も検討中です。全国に43ホテルを展開しているので、弊社として大きな効果になることを期待しています。
空調の取り組み以外にも、関西電力グループにご協力いただきながら、省エネ・省コストにつながる取り組みを着実に進めていき、今まで以上にお客さまや社会に、ご満足いただけるホテル創りにつなげていきたいです。