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「おまかSave-Air®」を導入し
施設の快適環境を維持しながら省エネを実現しました。

株式会社エイチ・ツー・オー商業開発さま(大阪府大阪市)

「おまかSave-Air®」を導入し施設の快適環境を維持しながら省エネを実現しました。

エネルギー使用量削減効果とともに光熱費の抑制効果も実感

関西の32拠点で、「イズミヤショッピングセンター」 を管理・運営されている株式会社エイチ・ツー・オー商業開発さま。スーパーマーケットや直営の衣料品・ホームグッズ販売事業の 「i-closet(アイ・クローゼット)」 など、多くのテナントを擁し、地域の人々の生活を支えておられます。地域に根差した企業として、脱炭素の取り組みにも積極的です。今回、不動産事業本部 設備管理部の部長代理を務める浅野 文紀さまに、ショッピングセンターの省エネ対策として 「おまかSave-Air®」 を導入された理由を伺いました。

株式会社エイチ・ツー・オー商業開発さま
「おまかSave-Air®」 導入の決め手

  1. AI活用による自動制御で、人の手による労力を削減
  2. 初期費用無料、月々のサービス料金のみで手頃
  3. 試験導入の結果、省エネ効果を実感

さらなるエネルギー使用量削減を目指し、新たな省エネ策を模索

当社は、「地域に根差し、地域に愛され、地域になくてはならない商業施設事業を通じて、地域社会に貢献する企業」 を目指しています。
地域社会の一員として環境保全・負荷低減を進めることも、当社の重要な役割だと考え、脱炭素に向けてCO₂排出量を削減する取り組みにも力を注いでいます。業務車両として電気自動車を導入したこともその一つで、現在、各ショッピングセンター間の従業員の移動や取引先の巡回などに使用しています。
当社が運営するショッピングセンターにおいてエネルギー使用量を削減することは、環境対策や経費削減という点でも、極めて重要な課題です。これまでにも施設内の照明をLEDに変更、空調機器を省エネ効果の高い最新機器に更新するなど、さまざまな省エネの努力を続けてきました。
また、施設のバックヤードや事務室では、人の出入りに合わせてこまめにエアコンや照明を入切するなど、従業員一丸となり節電に取り組んでいます。
しかし、人の手による取り組みは 「やり尽くした感」 があり、新たな省エネ対策はないかと模索していたところ、関西電力さんより 「おまかSave-Air®」 を提案いただきました。

浅野 文紀さまの写真
不動産事業本部 設備管理部
部長代理
浅野 文紀さま

AI活用による自動制御とコストメリットを評価

「おまかSave-Air®」 を評価したポイントは、まず、AIを活用して空調を自動で制御できるところです。ショッピングセンター内のスーパーマーケットでは、多くのお客さまが買い物をされており、店内の快適な環境を損なうことはできません。そのため各施設では、消費電力量の推移を人が監視し、電力量が増減するたびに手動でエアコンのスイッチを操作しています。人手もかかるため、細かな調整には限界があり、かねてから課題になっていました。「おまかSave-Air®」 なら、人手をかけず、店内の快適性を維持しながら、省エネが図れるのではないかと思いました。
また、コストメリットが感じられたことも大きなポイントでした。初期費用が無料であることに加え、月々のサービス料金も数万円と手頃です。室外機に取り付ける制御機器の他に特別な設備や工事はなく、既設のパソコンやタブレット、スマートフォンから設定変更や効果確認ができるので、大がかりな設備投資は必要ありません。

「おまかSave-Air®」を操作している写真

省エネ効果を実感したことが導入の決め手

一番の決め手は、省エネ効果を実感できたことです。2022年7月、まず 「イズミヤショッピングセンター福町」 に試験的に 「おまかSave-Air®」 を導入したところ、一年で最もエアコンの使用電力量が多くなる夏場に、例年に比べ空調にかかる使用量を10~20%削減できました。AI活用による自動制御のため、温度変化を体に感じることはほとんどなく、お客さまや従業員からも 「暑い」 という声は上がりませんでした。これなら安心して導入できると確信しました。
この結果を受け、2023年5月に 「カナートモール和泉府中」、続けて 「カナートモール住道」 にも 「おまかSave-Air®」 を導入しました。関西電力さんがメリットの見込める施設を調べ、提案してくださったので、施設選びにも不安はありませんでした。

使用電力量の削減効果を施設でPR

「おまかSave-Air®」を施設でPRしている写真

「おまかSave-Air®」 を導入後、すべての施設で、空調にかかる使用電力量が10~20%削減されています。また、デマンドコントロール機能によって、建物全体の消費電力に応じて制御レベルが自動調整され、デマンド値が抑えられたことにより、当初契約した基本料金の削減も可能になりました。光熱費全体が上がる中、電力量料金だけでなく基本料金も低減でき、コストメリットを感じています。
操作が簡単で、誰でも負担なく使える点も良いところです。各施設の責任者や担当者が現場で操作するだけでなく、本社からの遠隔監視や操作も可能です。
加えて良かったのが、使用電力量の推移が1時間ごとにグラフで表示され、一目で確認できるところです。省エネ効果を 「見える化」 することで、従業員の省エネ意識向上にも繋がります。さらに 「カナートモール和泉府中」 では、施設内に設置したモニターを見ていただくことで、当社への共感や愛着の醸成に役立てることができればと考えています。

エネルギー全体のさらなる削減を目指す

省エネ効果を実感し、今後 「イズミヤショッピングセンター八尾」 「イズミヤショッピングセンター神戸玉津」 など、4施設に順次 「おまかSave-Air®」 を導入していくことを計画しています。
エネルギーの削減は、これからも追求し続けていかなければならない課題です。エイチ・ツー・オー リテイリンググループでは、2050年の 「ネットゼロ」 に向けて、2030年度 30%削減(2019年度比)を目標に掲げ、CO₂排出削減に取り組んでいます。エイチ・ツー・オーリテイリンググループの一員として、当社も目標達成に力を注ぎます。関西電力さんの技術・サービスで、さらに前進していけると心強く感じています。
また関西電力さんには、「おまかSave-Air®」 以外にも、さまざまな省エネのソリューションやサービスを提案していただいています。今後も電気に留まらず、エネルギー全体を削減していく方策を提案していただきたいと考えています。

営業担当者(関西電力)のコメント

川前 裕介の写真
関西電力株式会社
ソリューション本部 営業部門
法人営業第一部 法人営業グループ
川前 裕介

「おまかSave-Air®」 は、関西電力グループ独自の制御ロジックで“省エネ”と“快適性”を両立することができるAI自動空調制御サービスです。昨今の人手不足問題と省エネ・脱炭素対策の切り札として自信をもってご提案させていただきました。今後もエイチ・ツー・オー商業開発さまをはじめ、エイチ・ツー・オーリテイリンググループさまの良きパートナーとして課題解決に向け寄り添い続けてまいります。

サービス概要資料

空調制御サービス
おまかSave-Air®

エネルギーコスト削減、脱炭素に向けた取り組みのために、まず始めるべきは 「空調の省エネ」 です。現在お使いの空調機に制御用コンピューターを取り付けるだけで、省エネと快適性の両立ができる全く新しいサービスです。

資料の一部をご紹介

  • これまでの空調省エネの課題
  • おまかSave-Air®の概要
  • 導入効果
  • サービス料金

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株式会社エイチ・ツー・オー商業開発さま

住所:
大阪市西成区花園南1丁目4番4号
電話:
06-6657-3325

関西で延床面積約100万㎡の不動産を管理し、ショッピングセンターなどの商業施設の管理・運営を手がける他、直営店を通じた衣料品販売を行っている。また、地域の行政や教育機関、団体などと連携したイベント・催事の開催など、地域の方々が集える拠点づくりにも取り組んでいる。

*掲載の情報は2023年12月のものです。

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