関西電力株式会社 一級建築士事務所
※2025年8月22日時点
件名大阪府・兵庫県・京都府 複数建物 エネルギーマネジメント(スマートメーターエネマネ)
提供業務フェーズ
- 基本
計画 - 設計・
工事発注 - 計画
設計 - 工事
管理 - 管理
運営
- サービス
- (既設)スマートメーターのデータを活用したエネルギーマネジメントサービス
- 管理運営
- エネルギー使用状況の見える化、エネルギー月報配信、運用改善提案・効果検証
建物概要
- 発注者
- A団体
- 所在地
- 大阪府・兵庫県・京都府
- 建物用途
- 事務所
- 延床面積
- 約14,000 ㎡(大阪府)
約14,000 ㎡(兵庫県)
約11,000 ㎡(京都府)
- 構造
- 鉄骨造
- 階数
- 地上10階/地下2階(大阪府)
地上3階/地下3階(兵庫県)
地上8階/地下3階(京都府)
お客さまの声
- ◆初期投資を掛けずにエネルギー使用状況の確認や光熱費削減を行いたい!
- 複数の老朽化した建物を、より長く活用するために熱源改修工事を計画しており、「改修前の現状の正確な消費電力量を把握したい」、「課題である光熱費削減も解決したい」と考えておりました。ただし、エネルギー使用状況が分かるような詳細な計測データもなく、計測機器を設置するには多額の費用がかかることも分かり、具体的な対策に悩んでいました。
そんな中、関西電力から計測機器設置が不要で、既設のスマートメーターのデータを利用して光熱費削減提案をいただけるエネルギーマネジメントサービスの提案を受けました。ニーズにあったサービスを初期投資不要で受けることができる点、そしてこれまでの関西電力への信頼や自社施設での省エネ実績も決め手となり、サービスを依頼することとなりました。
- ◆データ分析を基にした運用改善提案と関係者を巻き込んだコミュニケーションのおかげでよりよい運用改善と光熱費削減につながった!
- サービス導入により、用途別のエネルギー使用状況を大まかに把握することができました。また、複数の建物間のエネルギーの使用状況や設備の運用状況の違いが可視化され、課題を把握できたとともに、ビル設備運用管理会社にその状況を説明する際にもこの可視化されたデータは役立ちました。
当初は毎日の施設利用状況が流動的な ため運用改善策が難しいと考えていた中で、関西電力は一方的な運用改善提案ではなく、データを基に私たちとビル設備運用管理会社との3者でコミュニケーションを取りながら、各建物に最適な運用改善策を提案してくれました。その結果、私たちとビル設備運用管理会社との間で現状の運用について認識違いがあったことも明らかになり、ビル設備運用管理会社と方向性を合わせてより適切な運用へ近づけることができました。結果として、ビル設備運用管理会社を巻き込んだ効果的な光熱費削減策を実行でき、熱源の電力消費量の低下や運用設定変更などによる光熱費削減につながりました。 -
スマートメーターから得られるエネルギー使用量を用途別に分解し、使用状況が過剰な用途はアラートで通知。
多面的なデータ分析を行い見える化し、月報にてお知らせ。
- ◆長期的に導入して継続的なメリットを享受したいサービス!
- 既設のスマートメーターのデータから各設備の使用量を推測し、毎月、課題と運用改善提案を提示していただき、そのきめ細やかさは私たちの想定を大きく上回るものでした。本サービスでは計測機器設置などの初期投資が不要なため、サービス費用に対する光熱費削減の費用対効果が非常に高い点にメリットを感じています。また私たちはビル設備運用管理会社と一心同体のパートナーとして対等な関係性を築いていたため、ビル設備運用管理会社を巻き込んで対応していただいた点には安心して任せることができました。
1度だけの対策実施ではなく予定している熱源改修後においても本サービスを長期的に利用することで、継続的な省エネを実現できると感じました。