お客さまの声

◆運用面に配慮したプランを実現させたい！

　過去のグループホームの建設経験から、認知症の入居者と、介護スタッフも快適に過ごせるように、動線計画からコンセントの配置といったきめ細かな点まで調整して、対応していくことに難しさを感じていました。
　今回、グループホームの建設計画を進めていた中で、関西電力が提供するコンストラクション・マネジメントサービスを知り、話を聞くと、多くの建築士が在籍しており、発注者としての豊富な実績と技術力に魅力を感じたことから、理想のプランを実現できるのではないかと考え、コンストラクション・マネジメントサービスの導入を決めました。
　設計の途中からですが、我々の要望が実現できるようにマネジメントをして頂きました。特に、要望事項を一覧表で管理していただき、その要望の実現のためにゼネコンにも納得できる形で提案してくれ、抜け漏れがないように進めて頂きました。
　おかげで、竣工を迎え、納得できる建物が実現できました。

医療法人湖青会
理事
増田 慎さま

◆災害にも強く・省エネ性にも優れた建物 『ZEH-M Oriented』

　湖青会では、災害時も入居者に“安心”を提供できるよう、BCP^※1対策にも力を入れています。
　特に、電源の確保においては、非常用発電機や太陽光発電、電気自動車、蓄電池を将来的に導入できるように、関西電力で、設計の調整をして頂きました。
　他にも災害時にも有益でかつ省コストな給湯システムを提案していただき、採用しました。

将来の設備増設も
配慮した盤類の
配置調整

　また、省エネ性能の高い建物としてアピールできるように尽力していただいた点も嬉しかったです。
　建物の省エネ性能を評価して、BELS^※2と呼ばれる第三者機関が省エネ性能を評価する認証制度に申請をしていただきました。
　その結果、最高ランクの☆☆☆☆☆5つ星に加えて、『ZEH－M　Oriented^※3』を取得することができました。
　環境性にも優れた建物として、地域に発信していきたいです。

※１：事業継続計画の略称、災害時などの緊急事態にも事業を継続させるための計画を指します。

※2：BELS（Building-Housing Energy-efficiency Labeling System）とは、建築物の一次エネルギー消費量に基づき、BELS評価機関が５段階で評価して、省エネルギー性能を表示する制度のことです。

※ 3：ZEH-M Oriented （ゼッチ・マンション・オリエンテッド）とは、共用部を含む当該施設全体で、基準一次エネルギー消費量から20％以上の一次エネルギー消費量削減と、すべての住戸で外皮の断熱性能の大幅な向上を目指した建物のことです。

◆コンストラクション・マネジャー^※4は安心して事業を推進するためのパートナー

　コンストラクション・マネジャーと一緒に仕事をしたのは初めてですが、様々な視点からアドバイスをもらえ、困ったことは何でも相談できたので、安心して事業を推進することができました。
　計画の精度を上げていくために、対応に時間がかかってしまった部分もありましたが、関西電力は、真摯に対応され、発注者だけでなく、ゼネコンにも配慮して、物事を進めてくれました。
　また、関西電力グループとしても様々なサービスを提供されていて、それをコンストラクション・マネジメントの中で調整してくれる点も魅力的だと思います。今後も機会があれば、関西電力のコンストラクション・マネジメントに相談したいと思います。

※4：建築の技術的知識を持って、コンストラクション・マネジメントの業務を担う人を指します。

医療法人湖青会
理事
増田 慎さま