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事業継続に欠かせない大規模災害への備え
「食の社会インフラ」 としての使命、
「かんでん総合防災サービス」 が支えてくれています。

株式会社 ニチレイロジグループ本社さま (東京都 中央区)

BCP対策の課題を「かんでん総合防災サービス」 で一挙解決

多彩な低温物流サービスで、長年にわたり日本の豊かな食生活を支え続けている株式会社 ニチレイロジグループ本社さま。国内No.1の低温物流拠点網と、全国を網羅する輸配送ネットワークを有し、近年は海外事業の拡大にも注力されています。今回、業務統括部マネジャーの高橋一郎さまに、BCPに対する考え、そして 「かんでん総合防災サービス」 を導入された経緯とその効果について伺いました。

株式会社 ニチレイロジグループ本社さま
「かんでん総合防災サービス」 導入の決め手

  1. 初期費用ゼロで移動電源車をリース、メンテナンスと燃料調達もワンストップ
  2. 不安や問題点の解消やマニュアル作成なども丁寧に対応
  3. BCPの実効性向上によるステークホルダーからの信頼向上

大規模災害に備えて 「かんでん総合防災サービス」 を検討

業務統括部マネジャー
高橋 一郎 さま

当社は1945年の創業以来、戦後の水産物輸送を支えた製氷事業、日本初の大型冷蔵倉庫などで高度経済成長期の食を支えた冷凍保管事業、冷凍食品の輸配送の合理化を進めた共同配送事業、大手小売各社の物流改革に貢献した通過型物流センター事業、物流の全体最適を実現してきた3PL事業など、時代やお客さまのニーズの変化にあわせてさまざまな事業を生み出し、日本の食品物流におけるリーディングカンパニーとして変革を起こし続けてきました。近年では海外事業の拡大にも注力し、冷蔵倉庫の設備能力において現在、国内ではトップ、世界でも6位の規模となっています。こうした私たちニチレイロジグループの使命、それは 「食の社会インフラ」 として 「日本、そして世界の食を途切れさせないこと」 です。

日本一の冷蔵保管能力を持つ
冷凍保管事業
一括納品の導入で配送ルートを最適化
通過型物流センター事業
物流の全体最適を実現する
3PL事業

しかし、近年頻発する大規模災害によって 「食の社会インフラ」 としての使命を果たせなくなるのではないかと危機感を募らせていたのです。東日本大震災では、冷蔵倉庫内の温度の維持に発電機を手配し、通電までに1ヵ月以上要しました。また、2018年には台風21号の影響で、大阪新南港物流センターが3日間に亘り停電。同年の北海道胆振東部地震でもブラックアウトが発生し、被害が出ました。当時はレンタル業者との取り引きがなく、ゼネコン経由で発電機を手配したんですよ。

もしも南海トラフ地震が発生し、関東や関西が被災の際には発電機が手配できないかもしれない。発電機を購入したとしても、移動手段や燃料、日常的なメンテナンスをどうするかなど、なかなか答えが出ませんでした。そのような折、関西電力さんから 「かんでん総合防災サービス」 を提案いただき、検討を始めたのです。

初期費用ゼロ、メンテナンスも不要。ワンストップによる対応力が決め手に

移動電源車
(関西電力資産)

大規模災害、大規模停電にどのように備えればよいのか、社内でいろいろな対策を検討していました。当社は拠点が多く固定式の発電機を設置することは難しい。そこで、移動電源車の購入を検討したのですが、コストやメンテナンスが大きな課題でした。
「かんでん総合防災サービス」 は、移動電源車のリースに加えてメンテナンスと燃料の調達が可能であるため、初期投資がかからず、維持管理の手間をかけずに信頼性の高い非常用電源を確保できるため、当社のニーズすべてを満たしてくれるサービスでしたね。

業界として初の試みとなるため、当初は災害時に本当に運用できるのかという不安はありました。サービス導入決定後、関西電力さんは週1回の定例ミーティングを開催してくれたんです。移動電源車の運用やBCP対策の情報など、不安な点や問題点に一つひとつ応えていただき、消防署への危険物 (貯蔵・取扱) 実施計画書の提出、マニュアルの作成などを一緒に作り上げながら進めていただきました。こうしたアフターフォローを継続的に行ってもらえるので、日に日に安心感が高まっていますよ。電気・ガスだけに限らず、関西電力さんにはさまざまな相談をさせていただいていますが、まさかBCPまで提案してもらえるとは思いませんでした。関西地区での取り引きもあったので、エリアをまたいだ取り組みに不安を感じることはなかったですね。

毎日の暮らしに欠かせない 「食の社会インフラ」 としての使命を果たしていく

日本全国約7,000台の車両で冷凍食品を輸送
共同配送事業

当社は、「くらしを見つめ、人々に心の満足を提供する」 というニチレイグループの企業理念のもと、お客さまや社会からの期待に応える物流サービスを提供し続けていくために、ブランドスローガン 「選ばれつづける仕事。」 を掲げています。
このブランドスローガンには、私たちが直面するさまざまな環境変化の中で持続的な成長を実現していくために、常にお客さま起点で考え、行動し、お客さまから選ばれ続ける物流サービスをご提供していくという想いを込めています。

そういった意味で、「かんでん総合防災サービス」 の導入によって被災時の企業活動への影響を抑制できるのはもちろんのこと、BCPの実効性向上によってステークホルダーからより高い信頼を得られることの意義は非常に大きいと感じています。これからも関西電力さんにご協力いただきながら、お客さまの信頼に応えて 「食の社会インフラ」 としての使命を果たしてまいります。

営業担当者(関西電力)のコメント

関西電力株式会社 ソリューション本部
営業部門 法人ソリューショングループ
副長 奥畑 悠樹

今回ご採用いただいた 「かんでん総合防災サービス」 は、防災を含む、お客さまの事業継続に関する課題やニーズに応じて当社がコンサルティングを行い、複数のメニューから最適なメニューを組み合わせ、カスタマイズしてご提供するサービスです。
災害では常に 「想定外」 が発生します。そこで、当社の災害対策に関する知見やノウハウを活かし、お客さまに代わって 「想定外を事前に想定」 して必要な商材・サービスをコーディネートいたします。「かんでん総合防災サービス」 はサイバーセキュリティや感染症といったさまざまな事業継続リスクにも対応可能なサービスとなっておりますので、多くのお客さまからのお問い合わせをお待ちしております。

関西電力株式会社 ソリューション本部
営業部門 法人営業第一部 東京グループ
副長 藤居 弘

BCPは災害時にきちんと対応できるかどうかが本当の価値だと思っており、そのためには、お客さまの心配ごとを一つひとつ丁寧に解決することが重要です。
本件のニチレイロジグループ本社さまはもちろん、そのステークホルダーの方々にも喜んでいただけるようなサービス、アフターフォローを行い、引き続き良好な関係を続けさせていただきたいと考えております。

 

サービス概要資料

かんでん総合防災サービス

サプライチェーンを構成する製造業の事業者様にとって、BCPは非常時の事業継続に加え、平常時における取引先との契約継続にも資する取り組みとなります。製造業の事業者様向けに、関西電力が提供する 「BCP策定支援サービス」 をご紹介します。

資料の一部をご紹介

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  • 防災対策とBCPの違い
  • 製造業におけるBCPを策定する意義
  • 製造業におけるBCPの役割
  • 自社対応と外部委託化の比較
  • 関西電力の「BCP策定支援」
  • よくあるご質問

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株式会社 ニチレイロジグループ本社さま

住所:
東京都中央区築地6-19-20 ニチレイ東銀座ビル
事業内容:
低温輸配送・低温保管等を含む
グループ低温物流事業の統括

国内外の生産者から、くらしに身近な存在である小売店・飲食店の店舗まで。国内No.1の低温物流ネットワークと高品質なサービスでコールドチェーン全体をカバーし、豊かな 「食」 を支える。近年、「国内No.1の高度な低温物流を世界のスタンダードへ。」 という事業ビジョンを掲げ、関東・関西港湾地区における多機能型物流センターの新設や、大きな成長の可能性を秘めた海外事業への積極的な投資などにより、食品分野における低温度帯を中心としたグローバルな物流サービスの提供に力を注いでいる。

*掲載の情報は2021年9月のものです。

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